諸工作について
白鞘について
通常、刀を納めておくのは左記の写真のような白鞘で保管します。 拵は継木を入れて刀身は白鞘に納めます。白鞘は上質の朴の木から出来ており、休め鞘とも呼ばれ米糊(続飯)で貼り付けてあるので簡単に割る事ができ中を掃除して再び貼ることで長く使うことが出来ます。(コラム欄参照) ただし消耗品ですのであまりに中が汚れていると新調せざるおえません。
たとえ白鞘でも長く保管していると、鞘の中が油や経年変化で汚れてきます。 せっかく研いで綺麗にされても、鞘が汚れていると錆が短時間で発生しますので注意が必要です。
白鞘の仕様は各種あり、目釘穴には象牙の鳩目や何もないのが一般的で水牛の角や煤竹などで短冊に入れたものもあります。 写真にはないですが鯉口に角を使用したものや木葉巻を付ける事もあります。
はばきについて

はばきは刀身を柄に固定し,鞘に収めた際も刀をぐらつかない様に安定させる役割を持ち、白鞘や拵を製作するための基礎となる為に非常に重要な金具です。とくに左記の金着二重鎺は薄い金の薄く伸ばした板を銅や銀で作った鎺の上に着せて作る非常に高度な技術を用いています。見た目も美しく刀をひき立てるうえ鎺その物が鑑賞対象になります。基本になる鎺は太刀鎺、 一重鎺、二重鎺、台付鎺で形状や鑢の種類、技法によって様々な鎺が 作られ種類も多くさまざまな名称があります。
上の写真が代表的な二重金着鎺です。上貝、下貝の二重構造になっていて分離する事が出来ます。
現在は少ないですが下記に写真で紹介します。また今後、他の諸工作についてもご紹介できればと思います。
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鎺の種類や大きさ、素材の違いで工作代金が違います。 | ||||||||||||||
